@article{oai:scu.repo.nii.ac.jp:00000039, author = {杉田, 久子}, issue = {1}, journal = {札幌市立大学研究論文集, SCU Journal of Design & Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,免許取得前の看護学生が実習などの看護実践経験を通して,知識や技術をどのように意味づけし,知識と「知」を表現するのかについて,「看護実践を語る会」という参加者同士の相互交流を経て学習される「知」から明らかにすることである.A大学看護学部4年生5名(22歳以上を含む)を研究参加者として,テーマ設定に基づく「看護実践を語る会」のグループディスカッションを計3回実施(2010年12月~2011年3月)し,その後の意味づけを目的に個人インタビューから語りのデータを得た.語りの内容は逐語録を作成し質的データ分析をした.「看護実践を語る会」のグループディスカッションは1回当たり約60分,総計199分,個人インタビューは1回平均21分,総計は230分であった.看護学生が語る看護実践の「知」は,他者との相互作用から能動的な自己発見をする <経験を通して自らを知る> と,経験したことに目を向けそれまでの知識と関連させ意味を引き出し深めていく <実践する力が身についていく実感> の2つが見出された.看護学生による看護実践の「知」の語りに影響を与える要因は,<指導者からの影響> と <立場が曖昧であやふやな看護学生> であった.看護学生が語る看護実践の知は,自己覚知が優位な個人知であり,不安定な自己像とあるべき理想の看護師像とのギャップを埋めることが学生の関心の中心であった.語りを共有し相互交流することで,多様な考えに気づき自己理解と自己成長を実感することができるという看護学生の看護実践の知の様相を明らかにした.}, pages = {19--28}, title = {看護学生による看護実践の知の語り}, volume = {6}, year = {2012}, yomi = {スギタ, ヒサコ} }