@article{oai:scu.repo.nii.ac.jp:00000049, author = {諸澤, 良浩 and 羽深, 久夫}, issue = {1}, journal = {札幌市立大学研究論文集, SCU journal of Design & Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究では,1956年から2010年までに日本建築学会および日本木材学会に発表された,木質構造に関する既往研究4743件の内容について分類を行い,日本建築学会および日本木材学会の木質構造分野における研究動向を明らかにした.既往研究論文の収集元にはCiNiiを用い,収集した論文の内容を設定項目に従って入力し,データベース化して分類を行った.設定項目は井上正文の研究を踏襲し,実験に関する項目を新たに設定した.各項目の件数の推移や割合を中心に比較,検討,考察を行った.1956年から2010年までの木質構造に関する研究動向は,1995年に発生した兵庫県南部地震を契機に変化が見られた.日本建築学会では耐震性能に関する研究件数が増大し,日本木材学会では減少した.また,各年代の主体となるテーマは,日本建築学会では年代毎に変化し,日本木材学会では一貫して材料・性質に関する研究が主流であった.1956年から2010年までの木質部材構造実験に関する研究動向は,兵庫県南部地震を契機に変化が見られた.日本建築学会では地震発生前は部材への加力実験,構面に対する面内せん断実験などが主流であったが,地震発生後は耐震性能に関する実験が主流となった.日本木材学会では地震発生後に木質部材構造実験に関する研究数が減少した.主流となる実験内容に大きな変化は無かった.日本建築学会における耐震性能に係る実験では加振実験が最も件数が多く,加力方法は水平加力,振動台が主流であった.}, pages = {83--93}, title = {1956年から2010年までの木質構造における研究動向 ‒日本建築学会と日本木材学会を主なる対象として‒}, volume = {7}, year = {2013}, yomi = {モロサワ, ヨシヒロ and ハブカ, ヒサオ} }