@article{oai:scu.repo.nii.ac.jp:00000059, author = {保田, 玲子}, issue = {1}, journal = {札幌市立大学研究論文集, SCU journal of Design & Nursing}, month = {Mar}, note = {目的 都市部の健康づくりグループ参加者における,健康状態や近隣の人々との関係,地域活動への参加,居住環境への認識などが,グループ参加期間の長短により異なるかを検討する. 方法 調査期間は2007年10~11月で,札幌市内の7つの健康づくりグループの344人(平均年齢68.2±8.2)を対象に,無記名自記式質問紙調査を実施した.分析はグループ参加期間の最頻値で分け,24か月以下群(n=109)と25か月以上群(n=235)の比較を行った. 結果 グループ活動に25か月以上参加している群には24か月以下の群に比し,次の特徴が確認された.通院中の者が多いが主観的健康感は高く,活動に参加してからの保健行動の変容や体調の変化をより強く認識していた.また,グループ参加後の変化として,近所での親しい知り合いや町内行事への参加が増加し,地域への親しみが深まっていた.居住環境に関する認識では,自分の居住地域について近所で互いに挨拶をしあったり,安全な地域としてとらえている者が多いということが確認された. 考察 地域での健康づくりグループ活動により長く参加している人々は,自身の健康や居住環境をポジティブに捉えており,知人も増加し地域活動への参加も活発化していることが明らかになった.地域住民を対象とする健康づくりグループの育成,支援という地域保健活動は,地域のソーシャル・キャピタルを醸成し,健康的で住みやすいまちづくりに寄与する可能性が示唆された.}, pages = {61--67}, title = {都市部における住民主体の健康づくりグループ活動の効果―グループ参加期間との関連―}, volume = {5}, year = {2011}, yomi = {ヤスダ, レイコ} }