@article{oai:scu.repo.nii.ac.jp:00000060, author = {杉, 哲夫}, issue = {1}, journal = {札幌市立大学研究論文集, SCU journal of Design & Nursing}, month = {Mar}, note = {これから高齢化を迎える団塊の世代(1947年~1949年生まれ)を中心とする世代を対象とし,健康な老後を楽しむための大人用三輪自転車の制作および試乗評価を行った. 大人用三輪自転車は現在も市販されてはいるが,現在市販されている大人用三輪自転車の特徴としては下記の点があげられる. ① 乗ったまま停止しても倒れない安定性がある. ② 大きさは縦寸法が通常の二輪自転車と同等で横幅が大きいため,大きく見える. ③ 重量も通常の二輪自転車の10kg~15kg に対し,20kg 以上と,重い. ④ 通常の自転車と同等にスピードを出すことができる. ⑤ デザインは美しいとは言い難いものが多い. 団塊の世代は人生の始めから経済成長の中に育っており,ものに対するこだわりを持っている.この世代に対する三輪自転車の制作の狙いとして,上記①を継承し,②および③を改良し,④に対してはスピードが出ることによる自転車事故も多いため,むしろスピードを抑えることとし,⑤のデザイン面をより洗練させることとした.制作にあたっては,札幌市の製造業などと連携し,産学協同プロジェクトとして,基本構造および具体デザイン案の検討や乗ったまま停止しても倒れない基本寸法の設定などを行った.その後実車モデルを3台制作し,試乗による評価を行い,また展示会でのアンケート評価も行った. その結果,軽量コンパクトおよびスタイリングの面で当初の目的を達することができた. 今後,この成果をもとに,さらに電動アシストモデルの制作と検討も行っていく予定である.}, pages = {69--75}, title = {大人用三輪自転車の開発}, volume = {5}, year = {2011}, yomi = {スギ, テツオ} }